代表者挨拶Message from the President
<10周年を迎えるに当たり>
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。また、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、2017年4月19日に、弊社、創業10周年を迎えました。
これもひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。
弊社は2007年4月19日に、粉体機器を海外向けにマーケティング支援する会社として西東京市に創業し、その後お客様に、よりスピーディーに、そしてよりきめ細かなサービスをご提供できるよう新橋に営業拠点を設置して参りました。
また、米国シカゴに、ラボ機をお預かりして、デモ兼テストが可能な AAAmachine, Inc., そして、省エネ関係のサービスを提供するAAASave Energy, LLC.を設置し、サービスの幅を少しずつ広げてまいりました。
このたび創業10周年を迎えることができましたのは、ひとえにお得意様及び皆様のお陰と深く感謝しております。
これを機に社員一同心を新たにして、いま一度創業の精神に立ちかえり、サービスの質を見直し、一層の努力をして皆様のご愛顧にお応えしていく所存でございますので、何卒 倍旧のご支援ご協力くださいますよう心よりお願いして、10周年のご挨拶といたします。
弊社が大切にしていること
日本の製造業に高度成長期のような勢いがなくなった今、粉体機器・粉体技術は、日本優位の技術の一つです。特に最近、粉体がナノレベルにまで議論されるに及び、日本の技術は世界から注目されています。この日本メーカーの世界的な技術を、日本の中だけに埋もれさせず、世界でさらに利用されることを切に願っている一人として、何かできることはないかという思いで私は起業しました。27年間粉体業界に身を置き、苦労して海外へ粉体機器を販売してきた経験を生かしてこの事業を行ってまいりたいと思います。特徴ある技術・機械を持っていても、国内販売が精一杯で、海外まで手が回らない多くの企業に、海外へ直接販売するツールの提供を行ないます。メーカーの営業技術駐在員を現地におかずとも、海外直販できるよう、低コストのインフラを提供し、日本の企業の海外進出をサポートします。
併せて、海外の機器に対する偏見・誤解を取り除き、海外の安価でよい機械を日本で簡単に調達できるようにすることも目指します。言葉・文化・習慣の障壁を取り除き、技術の自由な行き来を支援します。海外の機械は外見は悪くても、アイデアの優れたものがあります。そういった機械を、日本の企業・法律・商習慣に受け入れられる形に変え、日本市場に導入することは、海外機械メーカーの助けになるだけではなく、日本の企業にとってもメリットがあるはずです。海外機械メーカーの日本での販売のためのインフラの提供も目指します。
私は、この業界に20年以上おり、販売の前線に立ってまいりました。アメリカで機械を売るためには、それぞれの国内粉体機器メーカーの皆様が独自の工夫を施さなければなりません。しかし、日本にいてアメリカなど世界の企業が何を望んでいるかを知る手段は現在限られています。 したがって、日本の機器メーカーの皆様にはアメリカの企業が何を望んでいるか(ニーズ)をフィードバックし、アメリカのユーザーには日本の機器メーカーの最新情報・コア技術(シーズ)を提供することで、ニーズとシーズのマッチングができれば、多くの日本の企業が今まで経験した同じ苦労をしなくても、もっと楽に販売できる機械が日本にたくさんあります。弊社の経験とノウハウを活用し、現在のアメリカの顧客ニーズと日本の機器メーカーのシーズの効率的な出会いの場を供給するというサービスを提供することで事業を進めていきたいと思います。
私は、1984年以来、分級機という粉体機械を世界で販売してまいりました。1991年から7年間アメリカに駐在し(商社に出向)、商社の仕事の進め方、アメリカのSales Rep.の考え方、展示会の準備の仕方を学び、アメリカの顧客との交渉などを通じて、少しずつ販売実績を増やし、直接販売のノウハウを蓄積してまいりました。 この経験を生かして、これから海外に直接販売を考える機器メーカーの皆様を是非サポートしたいと考えています。
代表者略歴
得意な分野は、粉体微粉処理技術 (特に粉砕、分級、篩分け、乾燥、混合、サイロ排出・閉塞防止技術、食品異物混入防止技術など) が得意です。
石戸 克典 履歴(現在67歳)
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<大 学>
- 昭和54年 3月31日
東京大学 工学部 化学工学科(粉体工学講座)卒業
卒論のテーマ:粉体の分散に関する基礎研究 - 平成12年 4月 8日
岡山大学大学院 自然科学研究科物質分子化学専攻 入学 - 平成15年 3月31日
同上修了、博士(工学)の学位授与、
学位論文名:最近の超微粉粉体材料の粉砕および分級に関する研究
<職 歴>
- 昭和54年 4月 1日
日清製粉㈱入社、館林工場冷凍食品工場設備担当。
ミックス工場建設を工場の設備担当として担当。 - 昭和59年 2月 1日
日清製粉㈱生産技術研究所勤務(分級機の開発) - 平成 3年 4月10日
日清エンジニアリング㈱開発部米国シカゴ駐在勤務、株式会社トーメン シカゴ支店 出向 - 平成 8年 7月 1日
日清製粉㈱技術部米国ワシントン州駐在勤務、
米国メダリオンフーズ出向(建設プロジェクトマネジャーとしてパスタ工場の建設を施主側として担当) - 平成10 年 7月 1日
日清エンジニアリング㈱プラント第1部勤務
(澱粉工場、醤油工場のプラントエンジニアリングや異物混入防止対策のコンサルティングや設備エンジを行う) - 平成15年 6月 1日
日清エンジニアリング㈱海外事業部勤務、海外事業部長として液晶スペーサ散布装置の海外展開を担当。 - 平成18年 8月31日
日清エンジニアリング㈱ 退職 - 平成19年 1月 1日
米国、シカゴに AAAmachine, Inc 創業 President - 平成19年 4月19日
トリプルエーマシン㈱を創業し、メーカーの枠にとらわれないで問題解決にあたることを使命に、粉体技術を駆使したコンサルティング、エンジニアリングを行っている。
最近ではドイツ製吸着式冷凍機を使った省エネ・ZEB技術の日本への普及を始めている。 - 実用英語検定準1級、TOEIC 850点、ボイラー技師2級、冷凍保安責任者第3種、情報処理技術者(初級システムアドミニストレーター)、公害防止管理者(大気関係第1種)、危険物取扱者乙種4類、防火管理者、中級食品表示診断士
<資 格>
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